n8n + MCP 入門設定ガイド

n8n の自動化ワークフローで話題の MCP ツールを活用しよう!

Yuanlin LinYuanlin Lin

AI ツールをワークフローに統合したいけど、たくさんコードを書くのは面倒?この記事では、n8n と Claude の MCP(Model Context Protocol)ツールを組み合わせて、より賢い自動化フローを構築する方法をステップバイステップで紹介します。Zeabur を使えばワンクリックでデプロイできて、非常に簡単です!

🌱 前提知識:n8n と MCP とは?

✨ n8n とは?

n8n はオープンソースのワークフロー自動化ツールです。レゴブロックのように、さまざまなサービスをつなぎ合わせて、コードなしで自動化フローを構築できます。300 種類以上のサービスに対応しています。

例えば、フォームの回答を自動で Google Sheets に記録したり、Slack に通知を送ったり、AI にコンテンツ処理を依頼したり——n8n ならすべて可能です!

🧠 MCP とは?

MCP(Model Context Protocol)は、Anthropic によって開発されたオープンスタンダードで、大規模言語モデル(例えば Claude)が外部ツールやデータソースと簡単に連携できるようにするためのものです。

MCP を使えば、AI は質問に答えるだけでなく、情報を取得したり、ツールを操作したりして、より実用的な自動化フローを構築できます。

🚀 チュートリアル開始:n8n + MCP を動かしてみよう!

以下の手順に従えば、Zeabur 上に n8n をデプロイして MCP ツールを自由に使えるようになります。

ステップ 1️⃣:n8n を Zeabur にワンクリックでデプロイ

とても簡単です。Zeabur にはあらかじめテンプレートが用意されています:

  1. 次のリンクを開く:n8n テンプレート
  2. 「一鍵部署(One-click Deploy)」をクリック
  3. 画面の指示に従って設定。1 分以内に完了!

完了後、あなた専用の n8n インスタンスが立ち上がります ✨

ステップ 2️⃣:n8n アカウントを作成

初めて n8n を開くと、アカウントの作成が求められます。メールアドレスとパスワードを入力するだけで OK。

ステップ 3️⃣:MCP コミュニティノードをインストール

n8n で MCP を使うには、コミュニティノード(プラグインのようなもの)を追加する必要があります:

  1. n8n を開き、右上の「⚙️ 設定」をクリック

  1. 「コミュニティノード」タブに切り替え

  1. 「新しいノードをインストール」をクリックし、n8n-nodes-mcp と入力

  1. 「インストール」をクリックして完了!

ステップ 4️⃣:MCP クライアントノードをワークフローに追加

MCP ノードをワークフローに追加してみましょう:

  1. 新しいワークフローを作成(または既存のものを開く)
  2. 「ノードを追加」をクリックし、MCP Client を検索して追加

ステップ 5️⃣:MCP クライアントノードを設定

ここが本番です。ノードに実行させたい処理(ツールの一覧表示、ツールの実行など)を指定します:

  1. MCP ノード内で操作を選択(例:「利用可能なツールを表示」)
  2. 「認証情報(Credentials)」「MCP Client (STDIO) API」 を選択
  3. 「コマンド(Command)」 フィールドに npx を入力
  4. 「引数(Arguments)」 フィールドに -y <使用したい MCP 名> を入力

例えば、AirBnB の MCP を使いたい場合は -y @openbnb/mcp-server-airbnb と入力します。

📦 MCP の一覧はこちらで確認できます:
👉 awesome-mcp-servers GitHub

ステップ 6️⃣:ワークフローを実行して MCP を動かそう!

設定が完了したら、「実行」ボタンをクリックしてワークフローを起動します。MCP ツールがデータを取得したり、形式を変換したり、他のツールと連携したりする様子が確認できます。

n8n ワークフロー内で AirBnB MCP の利用可能ツール一覧を取得

🛠️ 使いたい MCP ツールがない?自作しよう!

もし既存の MCP ツールに欲しいものがなければ、自分で開発することもできます。もちろん、AI に手伝ってもらうのもアリ!

  1. Cursor や GPT などの AI 開発ツールを使って MCP サーバーコードを生成
  2. Zeabur に MCP サーバーをデプロイ
  3. n8n で MCP クライアントノードを設定して、自作 MCP に接続

これであなただけのカスタム AI 統合ワークフローが完成です 🧑‍💻

🎉 まとめ:あなたはもう n8n + MCP マスター!

これで以下のことができるようになりました:

✅ Zeabur に n8n をデプロイ
✅ MCP ノードのインストールと設定
✅ Claude に外部ツールの使用権限を付与
✅ 自作の MCP ツールまで構築可能

この組み合わせで、AI ワークフローはさらに強力に。この記事が役に立ったら、ぜひシェアしてください。そして、あなたが作ったクールな活用事例も教えてください!

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