InsForgeと提携し、Model Context Protocol(MCP)でAIエージェントのためのシームレスな自律DevOps流程を提供します。

このたび、AIコーディングエージェントのために設計された最先端の Backend-as-a-Service(BaaS) である InsForge との戦略的パートナーシップを発表できることを嬉しく思います。
Cursor、Claude Code、Windsurf のような次世代AIツールが「コードの書き方」を再定義するにつれ、開発のボトルネックも移動しました。課題はもはやコードを生成することではなく、それが動くスケーラブルなインフラを構成することです。AIエージェントは、複雑なクラウド設定、安全な認証フロー、そしてデータベースの配線でつまずきがちです。
Zeaburの「AI Agent for DevOps」と、InsForgeの「Agent-Native Backend」を組み合わせることで、業界初の“本当に自律した”フルスタックワークフローを実現します。
Zeaburが AI Agents for DevOps を切り拓く中で、私たちは繰り返し現れる摩擦点を見つけました。それは バックエンドの複雑さ です。
Zeaburは、サーバーレスのデプロイ、ネットワーク、コンテナ化を自動化し、インフラの問題を解決してきました。それでも従来型のバックエンドツールを構成する段階では、ユーザーが壁にぶつかっていました。Row Level Security(RLS) のポリシー、複雑な JWT認証、PostgreSQLのスキーマ の設定には人の介入が必要になることが多く、「自律的な」コーディングフローを止めてしまいます。
だからこそ、InsForgeは次世代のZeaburにとって自然なパートナーでした。
InsForgeはZeaburと同じDNAを持っています。『Agentic Era』のために作られているのです。
ZeaburのエージェントがDevOpsを担う(あなたがやらなくていい)ように、InsForgeはエージェントにバックエンド設計の力を与えます。
手作業の設定が前提の従来ツールと違い、InsForgeはAuth、Database、Storageといったバックエンドのプリミティブを Model Context Protocol(MCP) で提供します。
これにより、Agentic Web に理想的な対称性が生まれます。
結果として、あなたが設定ファイルに触れなくても、エージェントが“理解して”、操作し、スケールできるバックエンドが手に入ります。
自律パイプラインを構築する手順は次のとおりです。
Zeabur + InsForge の組み合わせで解放される強力な機能を紹介します。
Zeaburは DevOps自動化 の複雑さを取り除きます。InsForgeがバックエンドのロジックとデータを扱う一方で、Zeaburは接続するフロントエンド(あるいは自己ホストのインスタンス)をワンクリックでデプロイできます。複雑な設定ファイルは不要。クラウド上でコードがそのまま動きます。
InsForgeは AI/Vector Databases、Authentication、File Storage、Serverless Functions といったモジュールを提供し、Zeaburはそれらを効率的に動かすコンテナ環境を提供します。この責務分離により、「AIがロジックを担当し、Zeaburがスケールを担当する」拡張性の高いアーキテクチャを構築できます。
ZeaburのIntegrationページはInsForgeプロジェクトの理想的な出発点です。スタック全体(フロントエンド + InsForge接続)を1分以内でプロビジョニングし、GitHub repo に接続して継続的インテグレーションも可能です。例えば、LovableのアプリをInsForgeと一緒にZeaburへデプロイする方法 のガイドをご覧ください。
Zeaburはサービスをグローバルなエッジネットワークに展開します。アプリがユーザーの近く、そしてInsForgeのバックエンド機能の近くで動くことで、リアルタイムなAIインタラクションのレイテンシを削減します。
コンテキストスイッチングは不要です。InsForgeがバックエンドの複雑さを扱い、Zeaburがインフラを管理することで、統合されたシンプルなワークフローが手に入ります。デプロイの監視、環境変数 の管理、AIアプリのスケールまでを1つの直感的なエコシステムで行えます。
これまではSupabaseの手動設定やraw SQLの記述が必要でした (すでにSupabaseを利用中ですか?Agenticな制御を強化するための理由と手順は、SupabaseからInsForgeへの移行 をご覧ください)。しかし今は、次のような流れになります。
あなたはプロダクトのロジックに集中できます。実装はエージェントが担当し、インフラはZeaburが担当します。
バックエンドの複雑さで勢いを止めないでください。Code-to-Cloud パイプラインを有効にする手順は次のとおりです。
AIエージェントに欠けていたバックエンド能力を与えましょう。
私たちは、インフラベースで透明性のある価格設定を信じています。InsForgeはZeaburプロジェクト内でコンテナ化サービスとして直接稼働するため、従来SaaSにありがちな複雑なティアや「席(シート)課金」の上乗せを避けられます。
課金はバックエンドが消費する生のリソースのみです。
| Item | Rate |
|---|---|
| Compute Hour (Nano EC2 + EBS + Public IP) | $0.006 / hour |
| Database Size | $0.125 / GB / Month |
| Storage | $0.021 / GB / Month |
| Egress | $0.1 / GB |
| LLM AI Credits | Input / Output Token |