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Zeabur Agent Skills:あなたのコーディングエージェントがサーバーを管理する時代へ

Vibe Coding から Vibe Deploying へ。Claude Code plugin を 1 つ入れれば、Claude Code がターミナルからサーバーを借り、アプリをデプロイし、データベースを管理し、ドメインを紐付けます。

Ling WuLing Wu

TL;DR: Zeabur Agent Skills は Claude Code skills(markdown で書かれた指示ファイル)のセットです。インストールすれば、Claude Code がサーバーを借り、プロジェクトをデプロイし、AI モデルを有効化し、データベースを管理し、ドメインを登録するまでを、ターミナルから離れず、ダッシュボードを 1 つも開かずに完結できます。

用語メモ:

  • Claude Code:Anthropic のコーディングエージェント
  • Agent Skills:Anthropic の機能——markdown の指示ファイルで Claude Code に新しい能力を教える仕組み
  • Zeabur Agent Skills:Zeabur の操作方法を Claude Code に教えるための Agent Skills セット

なぜコーディングエージェントはまだデプロイできないのか?

Cursor、Claude Code、GitHub Copilot は、コードを書くハードルをかつてないほど下げました。コーディングエージェントと組んだソロ開発者が、かつてチームで数週間かかっていたものを数時間で作れるようになっています。Vibe coding——自然言語で作り、感覚で反復する——は、ますます多くの開発者にとって日常のワークフローになりました。

しかしコードを書き終えた瞬間、昔と同じ場所で同じように手が止まります。2026 年初時点で、Zeabur 上では 10,000+ 人の開発者がすでに AI エージェントにデプロイと運用を任せており、その数は増え続けています。

エージェントはチケッティングシステムをまるごと書けても、あなたのためにサーバーを立ち上げることはできません。結局あなたが AWS コンソールを開いてインスタンスタイプを選び、環境変数をダッシュボードに貼り付け、また別のパネルで DNS を設定し、ターミナルに戻ってサービスが生きているか確認することになります。AI が埋めきれていないのはコーディングの部分ではなく、その後のすべてです。

Zeabur は別のデプロイプラットフォームではありません。あらゆるチームに 1 人はいる「インフラ、デプロイ、日々の運用を回す役割」——つまり AI DevOps Engineer です。今回はその役割を AI が担います。デプロイボタンではなく、あなたのインフラに対して判断し、デバッグし、意思決定し、実行する存在です。

Agent Skills はその最初の一歩です。Anthropic の Agent Skills 機能の上に作った skill 群(markdown で書かれた指示ファイル)として、あなたのコーディングエージェントに Zeabur CLI の操作方法を教え込みます。サーバーのレンタル、アプリのデプロイ、データベース管理、ドメイン設定まで、すべて自然言語の会話で完結します。


Zeabur Agent Skills をどうやってインストールする?

全体としては 1 つの Claude Code plugin で(claude plugin コマンドで一度インストールするだけ)、その中に 30+ 個の skill がまとまっています——それぞれの skill は SKILL.md ファイルとして、Claude Code に Zeabur の特定の操作方法を教えます。API キーの登録も、設定ファイルの面倒な管理も不要で、数秒でコーディングエージェントに Zeabur を操作するためのノウハウを追加できます。Zeabur Claude Code Skills ドキュメントにすべての CLI フラグとプラグインオプションが載っていますが、ここでは日常的に使うインストール方法をまとめます:

Claude Code(推奨):

bash
claude plugin marketplace add zeabur/agent-skills
claude plugin install zeabur@zeabur

Claude Code 内の /plugin slash command からも同じようにインストールできます。

すでにインストール済みですか?最新バージョンに更新するには:claude plugin update zeabur@zeabur

インストール後は手動で選ぶ必要はありません。Claude Code が skills をスキャンし、関連するタスクが来たときに該当する SKILL.md を自動で読み込みます。skills はノウハウの層でしかありません——Claude Code に「どの npx zeabur コマンドを呼ぶべきか」を教えているだけで、実際に実行するのはお手元の Zeabur CLI です。


Zeabur Agent Skills で何ができる?

インストール後、Claude Code は 必要に応じて読み込まれる 30+ 個の skill を獲得します——vibe deploying(vibe coding の自然言語ワークフローをデプロイ・運用・デバッグまで延長したもの)はここから始まります。vibe coding と vibe deploying の間にあるギャップがどれほど大きいか、ひと目でわかる比較です:

タスク従来のやり方Agent Skills あり
サーバーを借りるタブを 5 つ開いて価格比較、手動セットアップ、15 分一文で 30 秒
アプリをデプロイDockerfile を書いて CI/CD を設定、30 分以上一文で 38 秒
AI API を接続OpenAI 登録+カード追加+キー管理一文で自動設定
データベース管理pgAdmin を開いて接続、クエリを書く一文でターミナルから直接実行
ドメイン購入+紐付け4 つの画面を行き来、20 分一文で 2 分
デバッグSSH+ログ確認+設定編集+再起動一文で自動診断・修正

以下の各シナリオは、同じ流れの一断面です——Claude Code がコーディングエージェントから AI DevOps Engineer へ、vibe coding から vibe deploying へとシフトしていく過程を見てください。

ターミナルから直接サーバーを比較して借りるには?

従来のやり方は、AWS、Hetzner、Linode、DigitalOcean といったブラウザタブを 5 つ開き、スペックと価格を横断比較し、インスタンスを手動でプロビジョニングして SSH をセットアップするというもので、どれだけ急いでも 15 分はかかります。

これからはこう言うだけです:

「Linode、GCP、Hetzner から 2 vCPU / 4 GB RAM のサーバー候補を出して。価格と利用可能なリージョンを比較して」

Claude Code が各プロバイダーのプラン、リージョン、価格、エグレス料金をリアルタイムで取得し、並べて提示してくれます。気に入ったものが見つかれば、「Hetzner のヘルシンキのやつをレンタルして」ともう一言で、そのままプロビジョニングできます。ダッシュボードもタブ切り替えも不要、ターミナルだけで完結します。

Claude Code がターミナルから Hetzner、Linode、GCP のサーバープランとリージョンを比較する様子

Claude Code プロジェクトを一文でデプロイするには?

午後を使って Claude Code で完成させた Next.js アプリ。いよいよデプロイの段階ですが、従来なら Docker を学び、CI/CD パイプラインを設定し、適切なビルドコマンドを見つける必要があります。本番に出るまでに軽く 30 分はかかるセットアップです。

これからはこう言うだけです:

「このプロジェクトを Hetzner のサーバーにデプロイして」

Claude Code がフレームワークを自動検出し、ビルドとアップロードを処理し、38 秒後にはアプリが https://my-app.zeabur.app で公開されています。Dockerfile に問題があれば、Agent Skills が自動生成または修正します。vibe coding から本番までの完全な事例としては、Next.js + Ghost SEO を組み合わせたこの事例記事が一連の流れを解説しています。

API キーの登録なしで GPT-4o や Claude を使うには?

アプリに AI 機能を入れたいけれど、OpenAI のアカウントをまた作り、クレジットカードを追加し、API キーをもう 1 セット管理するのは面倒——これだけでワークフローが途切れてしまいます。

こう言うだけです:

「このアプリに AI 機能が必要。API をセットアップして」

Claude Code が Zeabur AI Hub を有効化し、OPENAI_API_KEYOPENAI_BASE_URL の環境変数を自動設定します。あなたのアプリは標準の OpenAI SDK で GPT-4o、Claude、Gemini、DeepSeek などを呼び出せるようになります。コード変更は不要、課金は Zeabur アカウントに集約されます。逆向きの使い方もあります——Claude Code 自体を AI Hub に向けることで、従量課金のトークン利用に切り替えられ、無駄な固定費が発生しません。

ターミナルから直接データベースにクエリを投げるには?

従来のやり方は、接続文字列を探し、pgAdmin や DBeaver を開き、接続し、ようやくクエリを書く——環境を整えるだけで数分かかります。

これからはこう言うだけです:

「データベースに何が入ってる?テストユーザーを追加して」

Claude Code が PostgreSQL コンテナに入り、テーブル一覧を出し、INSERT を実行し、結果を報告します。もっと複雑なクエリも自然言語で動きます——「先週登録したが支払いがないユーザーをリストアップ」「duration が 5 秒以上のイベントをグループ化」——Claude が SQL を組み立て、実行し、整形済みのテーブルを返します。mongoshredis-climysql も同じパターンで動きます。ターミナルがあなたのデータベース管理ツールになります

アプリがエラーを吐いたとき、エージェントはデバッグできる?

深夜。通知が鳴る。アプリが 500 を返し続けている。従来の対応はコンテナに SSH して、ログを読み、原因を特定し、設定を修正し、再起動する——コマンドをちゃんと覚えていたとしても、一連の流れに最低 30 分はかかります。

こう言うだけです:

「アプリが 500 を返し続けてる。調べて」

Claude Code がランタイムログを自動で取得し、エラー(たとえば JWT_SECRET が空)を特定し、正しい値を設定し、サービスを再起動し、テストを実行して確認します。デバッグの全フローを 1 回の会話でこなします

ドメインを買って DNS を設定し、紐付けるまでを一気にやるには?

従来は Namecheap でドメインを購入し、DNS パネルで A レコードを追加し、デプロイ先のプラットフォームに戻って紐付け、SSL 証明書の発行を待つ——少なくとも 4 つの異なる画面にまたがる 4 ステップ作業です。

こう言うだけです:

「myapp.dev を買って、このアプリに向けて」

Claude Code が利用可能なドメインを検索し、登録($8.99/年)を完了し、DNS レコードを設定し、サービスに紐付け、SSL を有効化します。1 回の会話で 4 ステップすべて完了です

新しい skill がリリースされたら、最初に知りたいですか?

Agent Skills に新しい skill が加わるたび、大きなアップデートがあるたび、Claude との新しい統合が入るたびに、メールをお預けいただいた方に最初にお知らせします。それ以外では連絡しません。

最初に確認メールが 1 通、その後は新しいニュースがあるときだけ。

うまくいかないときはどうなる?エージェントのデバッグ能力は?

上のシナリオはどれもスムーズに見えますが、現実のデプロイには必ずつまずきがあります。Agent Skills の本当の価値は、うまくいったときに時間を節約することではなく、うまくいかなかったときに答えを見つけてくれることにあります。

デプロイでよくある 3 大落とし穴:

Port Mismatch——デプロイは成功したのに接続できない

アプリは 8080 でリッスンしているのにプロキシはデフォルトの 3000 を見ている。結果は dial tcp: connection refused——デプロイ初心者が最もハマるポイントです。Agent Skills の port-mismatch 診断は、アプリのリッスンポートとプロキシ設定を自動で突き合わせ、不一致を検出して修正します。あなたは「サービスに繋がらない」と言うだけです。

Startup order——アプリ起動時にデータベースが準備できていない

アプリは起動時に PostgreSQL に接続しようとするけれど、データベースコンテナはまだ初期化中で connection refused を投げる。再起動で一時的に直せても、次のデプロイで同じ問題が起きます。Agent Skills の startup-order 機能はこのパターンを認識し、正しいサービス依存順序を設定して、回避策ではなく根本から解決します。

Migration stuck——サービスが「waiting」のまま動かない

アプリは別のマイグレーターサービスがデータベースマイグレーションを完了してから起動する設計なのに、Zeabur 側はその依存関係を知らないのでサービスが waiting 状態で止まってしまう。Agent Skills は migration-waiting パターンを検出し、マイグレーターサービスの正しい設定方法を案内するか、コンテナ内で直接マイグレーションコマンドを実行します。

これらは仮定の話ではありません——Zeabur のサポートチームが日々対応している実際のケースであり、Agent Skills はその蓄積されたトラブルシューティングの経験を自動化された診断ワークフローに変換したものです。


Zeabur Agent Skills には何が入っている?30+ skill フル能力マップ

カテゴリSkills説明
デプロイdeploy, dockerfile, template-deploy, deployment-logs, template-backup, database, object-storageローカルプロジェクトや GitHub リポジトリのデプロイ、Dockerfile の自動生成、Marketplace テンプレートのデプロイ、データベース / オブジェクトストレージのデプロイ、ログ閲覧
サーバーserver-catalog, server-rent, server-listプロバイダーのプラン・価格の閲覧、サーバーのプロビジョニング、ステータス確認/再起動/SSH
サービス管理service-list, service-delete, service-exec, service-metric, restart, update-serviceサービス一覧、コンテナへの exec、CPU/メモリ確認、再起動、設定更新
ドメイン & DNSdomain-url, domain-register, domain-dns, emailドメインの紐付け、ドメインの検索・登録、DNS レコード管理、Zeabur Email(ZSend)の設定
環境変数variables環境変数の CRUD
AI サービスai-hubAI Hub テナント、API キー、残高チャージ、使用状況の管理
プロジェクトproject-create, project-deleteプロジェクトの作成・削除
テンプレートtemplate, template-publishテンプレート YAML の作成・検証、Marketplace への公開
デバッグport-mismatch, startup-order, migration, authポート不一致、サービス起動順序、マイグレーション詰まり、認証問題の修正

この 30+ 個の skill はすべて github.com/zeabur/agent-skills でオープンソース公開されています(MIT license)。追加したい skill や、既存 skill の改善案があれば、ぜひ PR をお寄せください。


Zeabur Agent Skills はあなたにとってどんな意味がある?

チームの形によって入口は違います。以下の 2 つのパスは階段ではなく、並列です。

Self-Serve Builder:チームにエンジニアはいる、デプロイだけ誰かに任せたい

ソロのフルスタック開発者かもしれないし、3〜5 人の AI スタートアップかもしれません。どちらにせよ、チーム内にコードを書ける人はいるけれど、誰も DevOps に時間を使うべきではない状況です。

複数のプロジェクトを同時に回していて、それぞれに「プロビジョニング → 設定 → デプロイ → ドメイン紐付け」のサイクルが必要。インフラに使う 1 分は、プロダクトに使えなかった 1 分です。Agent Skills があれば、プロジェクトごとに 1 回の会話で全部 AI に任せられます。Team Plan のサブスクリプションがチーム全員をカバーします。

計算してみましょう——Hetzner のサーバーが $9/月、ドメインが $8.99/年、AI Hub は従量課金。MVP のインフラ費用を余裕で $15/月以内に収められます。ジュニア DevOps エンジニアを雇えば月に数千ドル。あなた自身がダッシュボードで失っている時間は請求書には現れませんが、その額が小さくないことはすでにご存知のはずです。

Enterprise Client:課題は明確、でもチームにエンジニアがいない

やりたいことは一文で説明できます——カスタマーサポートのフローを自動化したい、社内レポートのスプレッドシートを置き換えたい、営業データをライブダッシュボードに変えたい——でも、誰も npx を打たないし、ターミナル出力を読まない。これまでこの手のニーズには 2 つの選択肢しかありませんでした:社内 IT の列に並ぶか、6 桁ドル規模のプロジェクトとして外注するか。

上に挙げた 30+ 個の skill?あなたが覚える必要はありません。Agent Skills はエンジニアのワークフローだけでなく、Zeabur が Enterprise を届けるやり方そのものを変えました。月に 1 回、Forward Deployed Engineer(FDE——Palantir 発祥の役割で、クライアント先に常駐し、その環境でそのままプロダクトを動かすエンジニア)と半日のワークショップを行います。あなたは要望を持ち込みます。FDE がその場で Agent Skills を動かしながらターミナルを操作します。プロダクトはその日のうちにあなたのドメインで稼働します。「仕様書を渡して 3 ヶ月待つ」ではなく、半日で動く最初のバージョンが手に入ります。

これはプロジェクトの外注ではありません——インフラもリポジトリもアカウントも、すべてあなたの側に残ります。FDE の仕事は、あなたのビジネス言語にエージェントを接続することであって、あなたの代わりにコードを書くことではありません。1〜2 サイクル回せば、日々のイテレーションはあなたの運用チーム自身がエージェントを操作して進められるようになるので、「1 行変えるのに誰かを待つ」状態で止まることはありません。


Zeabur Agent Skills はどうやって 1 回の会話でゼロから本番まで連れていくのか?

これをそのまま Claude Code に貼り付けてください:

plaintext
Hetzner のヘルシンキで 2 vCPU / 4 GB のサーバーを借りて、今のプロジェクトをそこにデプロイして。
デプロイ後、API アクセス用に AI Hub を有効化し、メール送信機能を追加し、myapp.dev を購入して
そのサービスに紐付けて、最後に PostgreSQL データベースをデプロイしてアプリに接続して。

Claude Code は順番に実行します:サーバーのプロビジョニング($9/月)→ フレームワーク検出とデプロイ → AI Hub の有効化と環境変数設定 → Zeabur Email の作成と SMTP 認証情報の注入 → ドメイン登録、DNS・SSL の設定 → データベースのデプロイと DATABASE_URL の自動リンク。

合計コスト: サーバー $9/月 + ドメイン $8.99/年。メッセージ 1 通、ダッシュボードはゼロ。


Zeabur Agent Skills を始めるには?

bash
claude plugin marketplace add zeabur/agent-skills && claude plugin install zeabur@zeabur

インストール後、Claude Code を開いてインフラに話しかけてみてください。フル機能デモとサンプル集は zeabur.com/skills にあります。

Skills のインストールは完了?次はサービスをデプロイ

一度の会話でサーバーのレンタル、デプロイ、データベース管理まで——Free Plan で始めて、チーム規模が上がったら Team Plan へ。