コマンドの実行
Zeabur のサービス内でコマンドを実行できます。例えば、パッケージのインストール、プログラムの実行、情報の確認、特定データのバックアップなどです。
コマンド実行インターフェースの開き方
サービスの Overview タブを開き、Command セクションをクリックすると、「コマンド実行」画面が表示されます。
コマンド実行インターフェースは次の2つの部分で構成されています:
- コマンド入力欄:Enter を押すか、横にある ⏎ ボタンをクリックしてコマンドを実行できます。
- コマンド出力エリア:コマンド実行の結果を表示します。コマンドが成功すれば出力結果が表示され、失敗すればエラーコードが表示されます。
コマンドの実行
基本的な echo
の例として、echo Hello, World!
と入力すると、Hello, World!
という出力結果が表示されるはずです。
存在しないコマンドを入力すると、エラーコードが表示されます。
さらに高度な使い方として、MySQL や PostgreSQL などのデータベースコンテナ内で SQL 文を実行したり、cURL を使ってログをアップロードしたり、ファイルをバックアップしたり、さらには移行プログラム(例:prisma migrate
、node seeder.js
)を実行したりすることができます。
MySQL の例として、「Command to connect to your MySQL」のコマンドをコピーし、その中から host
と port
パラメータを削除します(コンテナ内で実行するためリモート接続は不要)。さらに mysqlsh
を mysql
に書き換えます(コンテナ内に mysqlsh
はありません)。最後に -e
を追加して SQL 文を実行します。
mysql --user=root --password=<パスワード> --database=zeabur -e "SHOW DATABASES;"