永続ストレージ
Zeaburでは、ディスク(「永続ストレージ」とも呼ばれる)をマウントしてサービス内でデータを永続的に保存することができます。通常、Zeaburのサービスは再起動後にデータがコンテナのデフォルト値にリセットされます(いわゆるステートレス)が、データを永続的に保存する必要がある場合(つまり、サービスをステートフルにする場合)、永続的に保存したいディレクトリにディスクをマウントすることで、サービスが再起動してもデータが失われることはありません。
ディスクの料金については料金表をご参照ください。
設定ファイルのアップロードだけが目的の場合は、設定ファイルエディタを使用する方が便利で、追加料金も発生しません。
ディスクのマウント
ディスクをマウントしたいサービスのページを開き、「ディスク」タブをクリックすると、「Mount Volumes」ボタンが表示されます。クリックすると、2つのフィールドが表示されます:
- Volume IDはこのディスクの固有の識別子で、シンプルな名前(例:
data
、cache
、photos
)でディスクを表現できます。この識別子は実際のマウント結果とは無関係です。 - Mount Directoryはディスクをマウントするディレクトリ、つまり「永続的に保存したいフォルダ」です。例えば、サービス内で
/data
ディレクトリを永続的に保存したい場合は、ここに/data
と入力します。
マウント後、このディレクトリのデータは完全に消去されます。重要なデータがある場合は、マウントしてサービスを再起動する前にダウンロードしてデータの損失を防ぎ、マウント後に再度データをインポートしてください。
ディスクのアンマウント
永続ストレージの課金を停止したい場合は、ディスク横の「削除」ボタンをクリックしてください。削除後、このストレージの課金は停止されます。削除後、このディレクトリのデータは完全に消去され、復元できませんのでご注意ください。
Template YAMLでのディスクの使用
「サービス仕様」でvolumes
を使用してディスクをマウントすることができます。詳細については「YAMLからテンプレートを作成」の記事をご参照ください。